秋の気配を感じる今日この頃・・・お天気がいいからお出かけ♪なんて思っていたら
「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、目の痒み、更に!顔まで痒い!?」
など花粉症の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「花粉症」といえば地域や寒暖の差はありますが
早ければ九州地方で2月ハンノキ属(カバノキ科)やスギから始まり、ひのき、イネ、ブタクサ・と1年のほとんど何かしらの花粉が飛び、気づくと12月まで花粉が飛んでいるなんてこともあります。
本来花粉は人体に有害なものではないのにも関わらず、なぜ!こんなに私たちを苦しめるの!?と思ってしまいますよね。
そこでまずは!花粉症のメカニズムを簡単にまとめてみますね☆
「花粉症」は粘膜(鼻、目など)に花粉が付着した時に、「異物」と勘違いした「免疫反応」により排除しようと、「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒み」などの症状が起こることをいいます。
花粉症で顔が痒い原因は?
花粉がバリア機能の低下している肌に付くと、炎症が起きやすくなります。
皮膚のうすい唇、目の周りなどから、顔面、首にかけて痒みを伴い、カサカサしたり、化粧のノリが悪くなります。
実は鼻や目の症状があまりないので、皮フ(顔や首など)の花粉症に気づかないまま、「最近肌荒れがひどいなぁ・・・」と過ごしている方も少なくはないのです。
特に女性の方は、お化粧をした後にクレンジングや洗顔をしますよね?
その時に気を付けていても皮膚に摩擦を加えてしまい結果、角質に傷を作りやすい状態になってしまうのです。
アトピー性皮膚炎や乾燥肌の方など、お肌のバリア機能が日頃から低下している方は、花粉症により炎症が悪化しやすい傾向にあります。
花粉症で顔が痒い時の対処法
対策1 家に花粉を持ち込まない!
・痒みの原因となる、花粉やほこりがついたコートや上着は玄関で脱ぐ。
・体に付いた花粉は玄関前で、はたいてから家に入りましょう。
・眼鏡やマスクをして体に入れないようにする。
・洗濯物や布団を干す際は室内干しや乾燥機を使う。
対策2 痒みの元になるお肌の乾燥をしっかりケア!
・朝晩しっかり保湿する。
・ゴシゴシ洗わない。
・洗顔はしっかり泡立てる。
・洗顔後は出来るだけ早く保湿しましょう。
乾燥の原因となる紫外線は一年中降り注いでいますが、紫外線が急激に強くなり始めるのが3月頃です。
紫外線は晴れている日だけではなく、曇りや雨の日ですら地上に降り注いでいます。
そして、紫外線を繰り返し浴びることによって、紫外線の侵入を防ぐために肌の表面は「角質肥厚(余分な角質が滞った状態)」になります。
更に!肌の内部はバリア機能が低下したことにより、水分が蒸発し余計に乾燥が進みます。
追い打ちをかけるのが、紫外線と乾燥で起きやすくなった炎症をきっかけに「メラニン色素」が過剰に生成され肌に色素沈着を起こしてしまいます。
対策3 紫外線対策をしっかりする
・日焼け止めを塗る。(炎症が起きているときは敏感肌用)
もし顔に湿疹ができてしまったときは?
●痒みはかかずに冷やす!
掻くことによってヒスタミン(痒み物質)の分泌が促され、掻けば掻くほど痒い部分が広がっていきます。
痒みが気になるときは神経の興奮を鎮めて痒みを抑えることが出来る方法として、
・保冷剤をタオルやハンカチに包んで冷やす。
・冷たいおしぼりをあてる。
などがあります。
花粉症で顔が痒いときのおすすめスキンケア
花粉症で顔が痒いときにどんなものを使ったらいいのか?ということでおすすめをいくつか紹介します。
IHADAエッセンスタイプ治療薬
皮膚炎、かぶれ、湿疹、ただれ、あせも、おむつかぶれに使えます。
ノンステロイド治療薬で素肌と同じ弱酸性なので、べたつかず、滑らかにのびて肌に、すっとなじみます。
スキンケアだけでは良くならない時に!
アベンヌウォーター
アベンヌの温泉水はフランスでは処方箋が必要ですが、無菌室で全く同じ温泉水を輸入したのが正規品のアベンヌウォーターです。
フランスでは、アトピーや乾癬、熱傷、掻痒症などに使われていますが、日本では化粧水として同じものが使われています。
正規品ではない安い物も販売されていますが、私は正規品をお勧めします。
キュレル
肌の必須成分「セラミド」の働きを守り、補い、潤う「乾燥性敏感肌」の方でも使える化粧水。
化粧水には「アラントイン」が入っており、組織修復作用のある成分配合のほか、無香料、無着色、弱酸性など、敏感肌の方でも安心して使えるようにこだわっています。
キュアレアa
【第2類医薬品】キュアレアa 8g
●効能・効果
かゆみ、湿疹、皮ふ炎、ただれ、あせも、かぶれ、おむつかぶれ
かゆみがひどくて皮膚科に行った際に、皮膚科の先生が市販品で強すぎないものということで教えてもらったのがこちらでした。
さいごに
かゆ~い季節はそれだけで憂鬱になってしまいますよね。
外側だけのケアで中々落ち着かない場合やアレルギーの症状がひどい場合は、飲み薬でかなり軽減できる場合がありますので、よくならない時は、我慢せず受診することが長い花粉シーズンを快適に過ごす秘訣です。